テックが最前線にいた20世紀。もちろん今もテック最前線でロボットなんか開発している次第ですが、ラグジュアリーはprimitive (原始的)に有り。
我々が店舗を構える時に「温故知新」をラグジュアリーに体感して頂く。というミッションの上に実店舗を決意しました。
ただのDIYで終わらせない、ハイブリットで行き過ぎない。どこか懐かしい。そんものを温故知新建設を位置付けましょうか。
どうやって体験するのか?その答えは設計当初一番最初に配置デザインした音響ゾーンにあり。
中学生の時にパイセンから購入したDJセットを温めに温め(無事に動いてほっとする)満を持してエントランスへどん。
こちらはスクラッチDJsに絶大なる市民権を与えられているテクニクスのS L-1200。そこへウーハーとモニターサウンドMONITOR AUDIOのMonitor 200(WN)。
さらには各部屋にスピーカー入れてしまっているんだから、どこぞのクラブ感満載。音を浴びながら没入する空間となっております。
SON -rosie lowe & duval timothy- ¥9,000+tax
アンビエント〜ジャズまで自由な創造が唯一無二の空間を作り上げます。
この作品は低音を中心にボイレコをメインにしたサウンド。エレクトロなのにDIY的な作りが面白いです。
A sideのsonでは、秋口の枯葉の上に寝転び、ただただ青い空と太陽の暖かさに生命の愛しみを感じるような感情の奥底にしみる楽曲に仕上げっております。
B sideは全体にピアノを入れ、スローで広がりがある音。締めのgana beは声のレイヤードが綺麗でウッドベースが心地良くも、感情を動かせられます。
Sen am -duval timothy- ¥9,000+tax
上記のsonが静だとすると、こちらのSen amは動。A sideはしっとりとしたピアノに対してB sideはゴムっぽい弾力のある電子音に高音がいい塩梅で刺さってきます。ベース音は機械音と鼓動の中間点で緊張感があるので、静かに聴くと言うよりは、しっかり聴く、対話する内容です。
A side単純なコードでリラックスさせるピアノセンスは流石。入り組んでいない楽曲をレコードで聴くと、よりアナログの温かみが湧いてきます。introventでは小難しい少女の葛藤のドラマを耳で感じるようなベースの低音ピアノと高音ピアノの差し込みが奥行きを演出しています。
B sideのdustでは無機質から有機質へ溶け込んでいくような優しいピアノ。このような音で夜は蝋燭で赤ワインを飲みたいものです。続くibmでは優しい風がカーテンで遊んでいるような軽快なピアノサウンド。「明けない夜はない」と言わんばかりの時間軸をうまく音で表現している。一曲一曲に関連性があると言うよりはぶつっと音を切ってくるので、やはり聴かせる作品だなと。Help -duval timothy- ¥12,000+tax- 2LP
2枚組のこちらの作品はメロディーがとにかく居心地が良い。
A sideからduval節のピアノが絶妙なうねりを作り上げ、悲しみ、葛藤、希望がぐわっと押し寄せエモーショナルに訴えかけてくる。エレクトロからワルツまで幅広く調理しており、A sideだけでも十分に楽しませてくれるのに、B,C,D sideってどうなるのよ
サスペンスドラマのようなB side。トレンチコートに北風が強く吹き込む。男は片手で首元をギュッと襟を立て、もう片手でハットが飛ばないようにしている。小難しい顔からは頭の中で物事を整理しているのが分かる。
そこからミネラル感あるエレクトロへ、そして物語は真相へ。と言うような刑事物のドラマタッチ。
C sideはロマンスなAlone,から妖艶でジャズの雰囲気とボイスエレクトロが浮遊感あるサウンドでセロリをディップしてウイスキーを一口。
夕日に打たれながら急足で家に帰る少女、やはり全体の雰囲気としてはHELPである。後半戦は軽快になりつつも、芯にあるのはやはりHELP。哀愁が散りばめられ、人の思考を覗き見しているかのような作品です。
自転車、コーヒー、レコードは良いですね。共通しているのは自主的であり体が主体であると言うこと。便利さを今一度考えるもの良いですね。
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