助手

助手

メインの主治医がいて、助手がいる。
デザイナーがいて、アシスタントがいる。

この関係性はどちらが居ないと機能不全となる。お互いを補う関係性を指します。
ブランドとお店も、お店とお客様も同じようにそれぞれが結びついて社会が構成されています。
今回ご紹介するsupport roleは直訳すると「脇役」。良い映画は脇役が作品の道筋をしっかりと描いているように思います。映画グレートギャッツビーではデカプリオがメインなのか、語り手であるトビーマグワイア(初代スパイダーマン)が主演なのか作品だけを見るとわからなくなる感覚に陥ります。
このsupport roleは小さいコマ(カット面あり)と大きなコマ(ツルッとしている)が交互にセットされ、一見大きなコマが主役であるように思えますが、正面にくる小さなコマのカット面にK18PGを貼り付けているので「小さなコマが主役か?」と違和感を覚える。

プロダクトとは全体の空気感なので、プロダクトとして全体像を見ると「どちらも主役」となるわけです。
上段のネックレスはボリュームがあるのでチョーカータイプの長さに仕上がっており、シングルで着用するとグッとモードな気分に

逆に、重ねつけするとチェーンの重さが軽減されます。

これは、視点が分散されるために、一つのアイテムにフォーカスしないからです。
重ね付けするネックレスが細く、長ければこの視覚的効果は増します。なんだったら3連とかで重ねても良いですね。

エンドパーツも、チェーン型なのでデザインに完全に溶け込み、ミニマルを体感出来るアイテムです。

続いてブレスレット

首元同様に、ボリュームがあるアイテムなので、着用はきつめがお勧めです。
服のボリューム感にもよりますが、まずはタイトフィットで。
大きなコマだと何処にも入るのでお好みの位置でホールド

メンズも着用して頂けるサイズに仕上がっているので兼用して頂けます。


時計と合わせても上品なので、ぜひアクセントにいかがでしょうか。

人生において脇役は存在せず、それぞれが主役とはよく言いますが、主役であるので誰かと比較する事なく、それぞれのストーリーを思い描くように作っていけば良いと思います。しんどくなったらネットデトックスを出すために、電波の入らない山に行けばいいし、1日くらい電源をオフにしたって、ヤフーニュースにはなりません。
嬉しい時、辛い時、いつでも「幸せ」を実感出来るのは対人でしかないのですから。

support role necklace
support role bracelet

B
GM ; should have known better -Sufjan Stevens-

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